土壌汚染状況調査
「土壌試料」および「地下水試料」を採取・分析し、
汚染の有無を明確にするステップ
地歴調査=フェーズ1において
リスクが確認された場合に実施するステップで、
実際に土壌試料や地下水試料を採取・分析し汚染の有無を明確化します。
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- フェーズ 1
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地歴調査土地の利用履歴や関連資料を調査し、汚染の可能性を評価します。
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- フェーズ 2
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土壌汚染状況調査地歴調査で土壌汚染の可能性がある場合、試料採取を行い、状況に応じて段階的に調査を進めます。
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- フェーズ 3
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対策工事土壌汚染状況調査で汚染が確認された場合は、法基準に適合させる「浄化型」と、人への影響を防ぐ「管理型」、いずれかの方法で対策工事を行います。
見えない汚染を早期に発見するため
下記段階を踏んで、見えない汚染を早期に発見し、次の段階の対策工事計画を組み立てます。
1 概況調査
概況調査では、土壌ガス調査(第一種特定有害物質を対象とした調査)と土壌試料調査(第二種及び第三種特定有害物質を対象とした調査)などを実施します。
スケジュールとしては、試料採取・分析・報告書作成まで1ヶ月程度かかります。
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表層ガス調査

【主な調査内容】
- 第一種特定有害物質(揮発性有機化合物)による土壌汚染を確認する調査。
- 掘削した孔に、土壌ガスを集めるための専用管を挿入し、一定時間静置。管内に集まった地中ガスを吸引・採取し、土壌ガス中の特定有害物質の濃度を測定。
- 建物が建っている状態でも対応可能。
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土壌試料調査

【主な調査内容】
- ・第二種及び第三種特定有害物質などによる土壌汚染を確認する調査。
- 舗装や土間を除き地表から50センチ程度の範囲の土を採取し、特定有害物質が基準値を超えているかどうかを分析。
- 建物が建っている状態でも対応可能。
調査密度について
土壌汚染調査では、起点を定め、10m 格子を単位区画とし、9 区画をまとめた 30m 格子を基準に「おそれの区分の分類」を行った上で試料採取の密度を決めます。
調査密度は地歴調査結果に応じて「おそれの区分の分類」を行い、
【土壌汚染のおそれが比較的多い】、【土壌汚染が存在するおそれが少ない】及び【土壌汚染が存在するおそれがない】に分類の上調査を実施します。
調査密度の比較

2 個別調査
30m 格子を代表した試料で汚染が確認された場合、9ケある単位区画のいずれに汚染があるかを個別に9地点調べて把握する為の調査です。
3 詳細調査
単位区画ごとの表層調査で基準値超過が確認された区画に対し、その中心付近で、深度方向への拡がりや地下水汚染の有無を確認します。
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ボーリング調査(マシン・ハンド)

- 深部の汚染を把握するために、ボーリング調査を実施し、「柱状図」を作成します。
- 建物内でボーリングマシンを使用する場合、マシンが進入可能な入口と天井高が必要。
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地下水の採取・調査

地下水を採取し、成分分析を行う。
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- 土壌のコア(土柱)を抜いた状態で砂層に有孔管を設置し、地下水試料を分析。
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FAQ
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Q土壌汚染調査は、どの業者に頼んでもいいのですか?
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A調査内容によって、依頼できる業者が異なります。土壌汚染状況調査は、土壌汚染対策法に基づき、調査方法が法令で定められています。 特に「区域指定」(要措置区域・形質変更時要届出区域など)に関わる調査は、国の認定を受けた「指定調査機関」に依頼する必要があります。 阪商はその指定調査機関として認定を受けており、法令対応が必要な調査も安心してお任せ頂けます。
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Q詳細調査(ボーリング調査)は、建物を壊さないとできませんか?
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A建物を解体せずに調査することは可能です。操業中の工場や建物がある土地でも、多数の調査実績があります。 ただし、調査機材の搬入や作業スペースの確保が必要となるため、敷地条件に応じて以下のような機材を使い分けます。
- 自走式ボーリングマシン:広い敷地向け
- 簡易型ボーリングマシン:狭小地や屋内対応
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Q汚染が見つかった土地は、売却などに不利になりますか?
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A状況によりますが、適切な対応をすれば売却は可能です。汚染が判明した土地は、法令 に基づく届出や措置命令の対象となる場合があります。 ただし、以下のような対応を取る ことで、売却や活用に向けた道筋を調えることができます。
- 汚染の範囲・濃度の把握(リスク評価=土対法3条・4条)
- 浄化などの対策提案(行政相談、土対法12条・16条届出など)
- 契約不適合責任の整理と特約の設定(民法560条など)
- 買主への説明責任の履行(宅建業法35条・37条)
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Q油を含んだ土壌は汚染土になるのでしょうか?
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A油類は土対法の「特定有害物質」ではありません。ただし、油臭や油膜、地下水への影響が確認される場合は、環境省「油汚染対策ガイドライン」に基づき対応が必要です。対応のポイントは以下の通りです。
- 臭気・油膜の有無を確認
- 地下水や周辺環境への影響評価
- 必要に応じた浄化対策の実施
土壌汚染対策サービス
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