不動産開発・仲介

不動産開発の仕事はいわゆる「街づくり」です。

まず最初のステップが事業用地取得、つまり土地を手に入れることです。
土地を手に入れるために、はじめに行うのが「情報収集」です。
不動産流通会社や信託銀行などから土地に関する情報をたくさん集めてきて、事業に適している土地かどうかを検討していきます。
そして、街づくりに適した土地だと判断した後は、その土地の持ち主である「地権者」と交渉を行います。

土地を手に入れた後は、街の企画開発を行います。
これが街づくりの2つ目のステップです。

手に入れてきた土地の歴史や周囲の環境などをさらに調査し、プロジェクトの企画とコンセプトを立案していきます。
さらに、それを実現するために建物の設計図を描いたり、外観のデザインを考えていきます。
ここでは、設計士やデザイナーの方たちと協力して、内装や外観など細部まで表現していきます。

建物のデザインなどが決定した後は、全体の計画に基づいて、建設会社が実際の場所で工事を進め、企画を形にしていきます。
デベロッパーは工事を直接行うことはありませんが、品質やプロジェクトの進捗管理などのマネジメントを行い、関係者を牽引していきます。